出版社内容情報
惑星・衛星・彗星や人工天体などの軌道力学入門書.天文学・宇宙工学の学生や技術者などが理解しやすいように基礎式から理論式を導き,また宇宙開発関係者や天文関係者の必要に応じて摂動式を詳細に展開した.最近の興味ある天文発見や探査機の話題も織りこむ.
目次
1 ケプラーの法則と万有引力
2 2体問題
3 2体問題の応用
4 制限3体問題
5 定数変化法を用いた摂動論
6 人工衛星の運動
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PapaShinya
1
軌道力学について基礎固めするには、この本です。数式が多いのは、導出が丁寧だから。随所に練習問題を多数配置しているのも、手を動かして理解してもらおうという配慮から。天体力学ですが、人工衛星や探査機の話題を随所に入れて、楽しく学べるような内容になっています。が、計算はやはりムズイ。物理数学の演習と割り切ってひたすら積分していきましょう。付録も読もう。相対論による水星近日点の移動の話がありますが、相対論と天体力学の現状がわかります。https://amzn.to/3a3za8h2022/06/30
-
- 和書
- 第三次中東戦争全史