出版社内容情報
第I部では流体力学における線形・非線形安定性の理論についての基礎的な概念とその応用を解説.第II部では乱流の基本的な性質を解説したあと,乱流場の構造とその統計法則がどのようにかかわっているかをモデルを使って示し,個々の法則や最近の乱流理論を解説.
内容説明
本書は、流体力学のなかで特に安定性理論と乱流理論を学び、できるかぎり平易に解説した。
目次
1 線形・非線形の安定性理論(流体力学的安定性;数学的ないとぐち―定常解、分岐および不安定性;安定性理論;液体ジェットの表面張力不安定性 ほか)
2 乱流理論(レイノルズ数と状態の遷移;乱流変動の性質;スペクトル方程式とエネルギー輸送;一様等方性の乱流 ほか)