出版社内容情報
浮ヶ谷 幸代[ウキガヤ サチヨ]
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田代 志門[タシロ シモン]
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山田 慎也[ヤマダ シンヤ]
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内容説明
現代の日本社会で、人はどこで、だれと、どのように最期を迎えるのか。人類学、社会学、民俗学の立場から人の死と看取りについて追究する。
目次
第1部 「死と看取り」研究の射程(「死の研究」の現在―人類学・社会学の系譜から;協力のためのシステムとしての文化―カナダ先住民サーニッチの事例から ほか)
第2部 死にゆくことと看取ること(看取りにおける「本人の意向の尊重」とは―病いの語り研究から意思決定支援へ;死にゆく人の思いの力―ゆらぎ・ふりまわし・まきこみながら ほか)
第3部 最期を迎える場所(介護と看取りをめぐる集合的記憶と開かれた記録―二ツ井ふくし会の「ホームカミング」と「あんしんノート」を事例として;ルームシェアで最期を迎える―神奈川県藤沢市UR住宅の小規模多機能ホーム“ぐるんとびー”の取り組みから ほか)
第4部 コミュニティによる看取りの力(コミュニティとシステム―看取りを支える互助の課題;放っておかれないしま―長崎県の島の取り組みを事例として ほか)
著者等紹介
浮ケ谷幸代[ウキガヤサチヨ]
相模女子大学名誉教授
田代志門[タシロシモン]
東北大学大学院文学研究科准教授
山田慎也[ヤマダシンヤ]
国立歴史民俗博物館副館長・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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「死と看取り」研究の射程: 「死の研究」の現在―人類学・社会学の系譜から 協力のためのシステムとしての文化 現代日本の「看取り文化」を構想する4つの視座 死にゆくことと看取ること:看取りにおける「本人の意向の尊重」とは 死にゆく人の思いの力 仏教の使い方 看取りの場面における状況的人格 最期を迎える場所: 介護と看取りをめぐる集合的記憶と開かれた記録 ルームシェアで最期を迎える シマで死ぬという コミュニティとシステム 放っておかれないしま 近親者なき困窮高齢者の意思の実現 COVID-19と葬儀業2022/10/03