出版社内容情報
生体高分子表面の水は,通常の水溶液中にあるそれとはまったく異なる物理的状態にあり,高分子機能の情報交換に大きな役割を果たしている.従来の生物現象の解釈に見直しを迫り,細胞内の分子レベルでのメカニズム解明に向けて新たな視座を提供する.
目次
第1部 古典的概念の要約
第2部 水、高分子およびイオン間の相互作用
第3部 高分子による水の特性の利用
第4部 細胞マトリクスの構築における水
第5部 細胞マトリクス内の代謝産物輸送の問題
結論
著者等紹介
マントレ,パスカル[マントレ,パスカル][Mentr´e,Pascale]
ピエール・エ・マリー・キュリー大学助教授
辻繁[ツジシゲル]
フランス国立科学研究院生命化学部門主任研究員
中西節子[ナカニシセツコ]
JT医薬探索研究所。沖縄大学院大学分子神経科学ユニットグループリーダー
落合正宏[オチアイマサヒロ]
徳島文理大学工学部環境システム工学科教授
大岡忠一[オオオカタダカズ]
元東京都立大学理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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