出版社内容情報
“細胞”の共生説をもとに,生物学でのいろいろな問題が提起されている.本書では,その根拠を,現代生物学の成果の上に立って検討するとともに,著者独自の見解にもとづいて,再構築・体系化する.巻末に文献・索引を付す. 日刊工業技術・科学図書文化賞
内容説明
細胞の「進化」はいかにしておこりえたか?世界中で流行の細胞共生進化説を、著者独自の細胞観にもとづいて新たに体系化する。
目次
1 前史―細胞共生進化説の復活
2 ミトコンドリアと細菌
3 プラスチドとラン藻
4 細胞内共生
5 被核細胞の起源
6 「植物性べん毛虫」類の起源
7 系統と共生説
8 共生説の問題点
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