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出版社内容情報
なぜ知的障害のある子どものインクルージョンが進まないのか。その要因を個人主義に見いだし、特別支援学校におけるフィールドワークと教室談話分析を通して、知識社会における教育と学校の在り方を探求する。知的障害教育の歴史と現状、思想や制度、学際的な理論や社会問題を大胆に結び合わす書。
目次
第1部 知的障害のある子どもを含むインクルーシブ教育の可能性(知的障害のある子どものアカデミックな教育課程へのインクルージョン:アメリカの知的障害教育の動向から;知的障害教育の専門性を強調する立場:日本の知的障害教育制度と歴史から;知的障害教育の根本的問題;個人主義から社会文化的アプローチへ)
第2部 授業における知的障害のある子どもの学習を問い直す(本書における授業研究の方法;知的障害のある子どもの学習の可能性;子どもの自然な差異は学習にどのように影響するか;授業の構造は子どもの学習にどのように影響するか;授業における子どもと環境と構造の動的変化)
第3部 子どもの学習を中心とする学校と社会へ(新しい時代の知的障害教育へ)