目次
第1部 本書の課題とサルトルの意識論(先行研究と本書の課題;サルトルにおける対自としての人間の意識)
第2部 事例研究1:対自存在に着目した子どもの意識の解明(現在において脱自する対自;過去を自己の事実性とする意識;未来へと自己を超出する意識)
第3部 事例研究2:対他存在に着目した子どもの意識の解明(「人」への埋没;他者との根源的出会い;対象―我々への変様)
著者等紹介
遠藤野ゆり[エンドウノユリ]
1978年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。現在同大学院同研究科研究員。主要研究:被虐待児の自立。思春期の意識・学級における集団意識についての現象学的教育研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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