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子どもたちの想像力を育む―アート教育の思想と実践

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  • サイズ A5判/ページ数 345p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130562072
  • NDC分類 707
  • Cコード C3037

出版社内容情報

自分を表現し,他者と関わること,それを通して再び自分を見出すこと――アート教育は「図画工作」を超え,子どもの生の技法を育む活動として生まれ変わる.教育学とアート実践のコラボレーションにより,いま最も子どもに必要な教育の姿を提言する.

内容説明

現代の子どもにもっとも必要なものは、アートの教育なのではないか。本書における「アート」は、人が想像力によって「もう一つの真実」「もう一つの現実」と出会い対話し、その経験を表現する創造的行為の「技法」のすべてを示している。本書が探求し叙述しているアートは「芸の技法」であると同時に、新たな意味の創造と新たなコミュニケーションの創造によって「もう一つの自己」と「もう一つの世界」を「生きる技法」と言い換えてもよい。

目次

1 子どもの創造性と想像力(想像力と創造性の教育へ―アートと子どもの結合の諸相;子どもの美的経験の意味)
2 アート教育の思想(子どもの遊び体験における創造的瞬間―体験を反復する創造性のコミュニケーション論;レッジョ・エミリアの教育学―幼児の100の言葉を育む;シュタイナー教育のアート―「フォルメンが想像力を育む」とはどういうことか ほか)
3 アート教育の新展開(子どもたちのアートプログラム;アーティストと子どもたちの幸福な出会い;野村誠と子どもたちの共同作曲 ほか)

著者等紹介

佐藤学[サトウマナブ]
1951年生まれ。東京大学大学院教育学研究科教授。教育学博士。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。三重大学助教授などを経て現職

今井康雄[イマイヤスオ]
1955年生まれ。東京大学大学院教育学研究科助教授。教育学博士。広島大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。東京学芸大学助教授などを経て現職
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