出版社内容情報
学校体罰判例の原型の位置を占め,「イーストボーンの悲劇」と呼ばれる1860年の少年体罰死事件の解明と教育的再構成を通じてイギリス学校体罰史を鳥瞰し,近代教育における体罰の扱われ方を問い直す.また,日本における学校体罰禁止法制の歴史にも触れる.
目次
序章 ホープリー事件裁判の教育史的再構成にむけて
第1章 イギリス学校体罰判例史―その概観
第2章 新聞報道のなかのホープリー事件
第3章 ホープリー事件と教育ジャーナリズム
第4章 「教育者」ホープリーの教育パンフレット
第5章 「イーストボーンの悲劇」のロック的構図―Power of Correction
終章 レクイエム―メビウスの円環
補論1 日本における学校体罰禁止法制の歴史
補論2 欧米学校体罰史研究―その概観と批判
著者等紹介
寺崎弘昭[テラサキヒロアキ]
1951年長崎市に生れる。1976年東京大学教育学部教育学科卒業。1981年東京大学大学院教育学研究科博士課程(教育史専攻)満期単位取得退学。1987年お茶の水女子大学文教育学部助教授。1992年東京大学教育学部助教授。現在、東京大学大学院教育学研究科教授、教育学博士
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