出版社内容情報
阪神淡路大震災以後,日本では,東日本大震災,御嶽山の噴火,九州北部豪雨,北海道胆振東部地震,台風19号など自然災害が毎年のように猛威を振るってきた.本書は,災害時にますます必要不可欠となってきた情報について,社会心理学の観点から分析し,災害情報の未来を見通す画期的な論考.
内容説明
東日本大震災、御嶽山噴火、九州北部豪雨、北海道胆振東部地震…。緊急時にますます必要不可欠となっている災害情報について気鋭の研究者があらゆる角度から分析する。防災関係者必読。
目次
1 避難と心理(防災対策の陥穽;東日本大震災における避難手段と避難場所 ほか)
2 集合現象(不安と自粛;災害流言 ほか)
3 メディア(災害報道;災害と広告 ほか)
4 情報(災害情報システムと安否情報;地震災害と情報・避難 ほか)
著者等紹介
関谷直也[セキヤナオヤ]
1975年新潟生まれ。東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター准教授(災害情報論、社会心理学)。東日本大震災・原子力災害伝承館上級研究員。福島大学食農学類客員准教授を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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