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出版社内容情報
72年の復帰以降も,国の振興開発計画,残存する基地,社会構造の激動等,現代日本の矛盾を集約的に経験している沖縄.過剰都市化する那覇と,過疎化する農村との関係を焦点に,固有の社会関係,自治会,村づくりの企てなど,独自の今後を模索する沖縄の姿を伝える.
目次
第1章 沖縄振興開発の展開と問題
第2章 産業構造と就業構造の変動
第3章 地域問題―社会関係変化との関連で
第4章 都市・農村関係の変化と特質
第5章 那覇市の都市形成とその構造
第6章 都市社会の構造と特質―那覇市の「自治会」組織を中心に
第7章 那覇における郷友会の機能
第8章 北部農村の過疎化と社会・生活変動
第9章 基地の中での農村自治と地域文化の形成