日本における職場の技術・労働史 1854~1990年

日本における職場の技術・労働史 1854~1990年

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  • サイズ A5判/ページ数 537,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130560429
  • NDC分類 509.21
  • Cコード C3036

出版社内容情報

幕末から現代に至るまでの日本の機械工業と化学工業の職場における生産技術と労働の具体的展開過程を実証的に跡づける.著者の研究領域における集大成. 社会政策学会学術賞受賞

目次

序章 職場における技術と労働
前篇 機械工業(マニュファクチャー―幕末の西洋型船建造;万能職場―明治期の鉄工業;機種別職場―大正・昭和前期の造船業;半流れ作業職場―戦時期の航空機工業;流れ作業職場―昭和後期の自動車工業;FA職場―ロボット・VTR工場見学記)
後篇 化学工業(マニュファクチャー―明治期の石鹸工業;バッチ・システム―明治後期の油脂工業;コンティニュアス・システム―大正・昭和前期のアンモニア工業;オートメーション・システム―昭和後期の石油化学工業;石油化学コンビナート―石油精製・石油化学工場見学記)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

人生ゴルディアス

3
面白かった。現代DX論でもよく指摘されるように、ある仕事を自動化させたければ組織ごと変えないとだめというのを、幕末期の職人工房→現代化学工場の変遷によって説き起こす。また労働現場の構成は客側からの影響もあり、注文生産品から少量多品種生産品、大量生産品へと消費市場が移り変わる中で、必要な設備や、また設備に応じて労務管理が異なってくる。造船も船の規模によって必要な設備が変わり、労務編成が変わっていく等、非常に示唆に富んでいた。2025/08/17

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