内容説明
個人と企業が支えあう社会保障。企業は個人とともに社会保障の負担を担い、また社会保障に支えられた人びとが消費者・勤労者として企業を支えてもいる。経済活動と社会保障の関係をときほぐし、あるべき社会の姿を構想する。
目次
1 理論と政策(社会保障と経済の一般的関係;福祉レジーム変容の比較と日本の軌跡;生活保障としての働き方と技能形成の変化;社会保障の機能強化と労働組合の役割;雇用戦略)
2 社会保障と雇用、ワーク・ライフ・バランス(企業内福祉厚生と社会保障;女性のライフサイクルからみた労働と社会保障のあり方;女性の就労支援と児童福祉;高年齢者雇用の進展と社会の発展)
3 社会保障と産業(保育サービス準市場の現実的な制度設計;社会的企業における障害者雇用戦略;企業の社会的責任と社会保障)
著者等紹介
宮島洋[ミヤジマヒロシ]
1942年生まれ。早稲田大学法学学術院教授
西村周三[ニシムラシュウゾウ]
1945年生まれ。京都大学副学長
京極高宣[キョウゴクタカノブ]
1942年生まれ。国立社会保障・人口問題研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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