内容説明
東大の授業に、アーティストがやってきた!自分で何かを創作したい人のために、そんな人に向けて場をつくりたい人のために、ワークショップの具体的なプロセス、課題・作品例、受講生の声を、ライブ感たっぷりにまとめた一冊。学生自らが考え、創作、上演、批評した12日間の軌跡からみえてくる、大学生にとっての「創造すること」の意味と楽しさにあふれる記録。
目次
演劇編(授業の基本方針;インプットとアウトプットの回路をつくる―「ももいろ」「養老孟司」「家父長制」を身体で表現する!? ほか)
音楽編(音楽編の基本方針;“私”をとりまく外側の音、内側の音に耳をひらく ほか)
補論 オンライン授業編 リモートで創作に挑戦!(オンライン授業実施までの経緯―今だからこそ/今であっても、やってみよう;Zoomミーティングでのワークショップの準備と実施 ほか)
創作編 思い切って作品を人前に「差し出して」みよう(創作プロセス―作品発表までにどのようなことがあったか;発表会を終えて)
ふりかえり編 開講側にとって、この授業の意味とは?(「先生」になったいちアーティストの内面;創作への還元/ミームの伝播 ほか)
著者等紹介
岡本佳子[オカモトヨシコ]
神戸大学大学院国際文化学研究科講師
西尾佳織[ニシオカオリ]
劇作家、演出家、「鳥公園」主宰
野口桃江[ノグチモモコ]
アーティスト・作曲家・パフォーマー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。