東大塾 これからの日本の人口と社会

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130530279
  • NDC分類 334.31
  • Cコード C1036

出版社内容情報

地方消滅,若年人口の減少,働き方改革,移民,健康・医療問題,社会保障制度,貧困問題…….超高齢社会を迎えた課題先進国日本.最新の研究動向を踏まえ,超高齢社会の背景にある諸問題を直視し,状況を悲観することなく,リスクをチャンスと捉え成長型超高齢社会を構想する.

まえがき

第1講  歴史と人口――歴史人口学からみる人口減少社会(鬼頭 宏)
はじめに
1 最新の人口推計が示す日本の未来
2 年齢構造の変化――生産年齢人口の減少と高齢者の増加
3 少子化の必然性
4 「静止人口」は国家目標だった
5 家族制度――超低出生率国には共通の特徴がある
6 人口波動――人口は増減を繰り返しつつ増加してきた
7 静止人口の先にあるもの――目指すべきは文明のパラダイムシフト

I 人口と地域

第2講 人口移動――都市と地域の人口問題(佐藤泰裕)
はじめに
1 日本の都市・地域
2 社会増減――人口移動による変化とその要因
3 順位――規則の法億と人口集中のメカニズム
4 大都市形成のメカニズム
5 都市規模の効率性
6 過剰都市化と政策の役割
7 自然増減と都市規模
8 若者の移動

第3講 地方創生――人口減少社会と地方創生(増田寛也)
はじめに
1 地方創生の課題
2 若年人材の都市部への流出とUターンの可能性
3 AI(人工知能),ロボットの可能性
4 シェアリングエコノミーの拡大
5 地域力向上について

第4講 希望――人口減少と労働問題(玄田有史)
1 地域と希望
2 地域と移動
3 地域と交流
4 希望活動人口へ

II 労働

第5講 働き方――人口減少社会における働き方を考える(大沢真知子)
はじめに
1 人口減少社会の到来
2 女性労働政策の3つのステージ
3 日本的雇用慣行を支える条件の変化
4 非正社員の増加と社会システム
5 長時間労働と女性の活躍

第6講 若者支援――人口減少社会における若者支援のあり方(工藤 啓)
はじめに
1 若者とは誰か
2 無業社会
3 企業と若者支援
4 失業者の対策
5 就職支援ではみたせないニーズ
おわりに

第7講 移民政策――人口減少社会における移民政策と日本の将来(上林千恵子)
はじめに――人の移動と国民国家
1 移民政策と移民の定義
2 移民政策の隘路――欧米諸国の経験から
3 日本の外国人労働者受け入れ政策または移民政策
4 今後の展望

III 社会保障と医療

第8講 社会保障――超高齢社会の社会保障制度(吉川 洋)
はじめに
1 人口減少/少子高齢化の下での経済成長
2 先進国の経済成長を生み出すのはイノベーション
3 経済社会の閉塞感
4 格差の「防波堤」としての社会保障
5 日本の財政で伸びているのは社会保障関係費
6 医療

第9講 医療――日本とシンガポールにおける在宅医療と遠隔医療の展開(武藤真祐) 
はじめに
1 医療法人 鉄祐会の取り組み
2 日本の医療の問題再考

第10講 人口と社会――持続可能な成長型超高齢社会をめざして(白波瀬佐和子)
はじめに
1 日本の将来推計人口
2 合計特殊出生率
3 日本の急速な人口高齢化の二つの側面
4 人口構造の変化と個人のライフコースの内容
5 高齢期の社会リスクとその対応――家族への役割期待とその限界
6 日本型福祉社会をめぐる二つの誤算
7 変わる高齢者像
8 人口構造の変化と個人のライフコースの変容
9 所得再分配効果は改善しているか?
10 社会保障は助け合いの制度
11 人口高齢化を格差の観点からみると
12 超高齢社会のお互いさまの新システム――助け合い/お互いさまの関係                 

あとがき


Todai Juku: Demography and Society
Looking for the Future in Japan
Sawako SHIRAHASE, editors


白波瀬 佐和子[シラハセ サワコ]
編集

内容説明

人口減少/医療/年金/介護/地方消滅/働き方改革/移民/貧困問題…いま、この国が直面している課題に10人の論客が多角的な視点から語る。

目次

歴史と人口―歴史人口学からみる人口減少社会
1 人口と地域(人口移動―都市と地域の人口問題;地方創生―人口減少社会と地方創生;希望―人口減少と労働問題)
2 労働(働き方―人口減少社会における働き方を考える;若者支援―人口減少社会における若者支援のあり方;移民政策―人口減少社会における移民政策と日本の将来)
3 社会保障と医療(社会保障―超高齢社会の社会保障制度;医療―日本とシンガポールにおける在宅医療と遠隔医療の展開;人口と社会―持続可能な成長型超高齢社会をめざして)

著者等紹介

白波瀬佐和子[シラハセサワコ]
1997年D.Phil(社会学)(オックスフォード大学)取得。国立社会保障・人口問題研究所室長、筑波大学大学院システム情報研究科助教授、東京大学大学院人文社会系研究科准教授を経て、2010年より東京大学大学院人文社会系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ちょのさん。

3
世界人口の爆発の背景があったとは言え、昭和49年の人口白書で日本が静止人口を目指していた事実に驚きました。少子化に喘ぐ今となっては、やってる場合か!と突っ込みたくなります。皮肉にも狙いのとおり日本は静止人口に向かいつつあり、この高齢化の波をくぐりぬければ年齢3区分の人口比率も安定し、社会保障等のシステムも安定すると考えられるということ。高齢化は避けられませんが、出生率の向上は人口が安定期に入る時期を早めること。安定期までの過渡期は社会システムの混乱が起きることなどがわかりました。またじっくり読みたいです。2019/03/23

marukuso

2
少子化は前からわかっていたし、それに対して政府が何も対策を本気でやってこなかったというのはよく聞く話だ。だけどその背景にそもそも人口増加による問題を危惧し、出生率の低下を最初から意図していた、そしてその低下が想定外に下がってしまったというのは初めて知った。色んな東大の先生たちが人口と社会をテーマに講演した内容をまとめた内容。吉川先生の章はとても勉強になった。2021/05/05

numainu

1
評価B2019/08/06

お抹茶

0
能力・やる気とネットワークによる人材力,自然・文化による資源力,ストーリーによって地域力が決まる。現実には100万人以上の人達が外国人労働者として合法的に就労している。今の日本では若い女性の絶対数が減りすぎているため,一人の女性が2人産んでも,人口はすごい勢いで減っていく。GDPは人口と一人当たりのGDPに分解できるが,先進国では,人口は減っても,一人当たりのGDPの伸びが人口を上回る。生涯医療費の負担を十分に抑え込むようなルールを設計すべきと提言。2019/07/08

ゼロ投資大学

0
これからの日本は少子高齢化によって、人口は減少し続け、高齢化率は上昇を続ける。その傾向は2060年くらいまで続きそうで、団塊の世代の前後で高齢化率は安定をすると予想される。労働人口が減少することは確実なので、経済と社会インフラをどう維持していくか考えなければならない。2024/01/13

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