出版社内容情報
教育という名の営み．その根元を掘り返すとわからないことばかり．教育は幸せを目指す営みか．人は人を理解できるか．体験から学ぶとはどういうことか……．教育に，ひとに，出会い直すための，小さな驚き（センス・オブ・ワンダー）．
内容説明
教育の底にひそむ、こたえに窮する問い。教育は幸せを目指す営みか？人は人を理解できるのか？体験から学ぶとは、どういうことか。
目次
１ 教育はカマラを幸せにしたか―『狼に育てられた子ども』再考
２ 階段のぼりと学歴社会―受験・競争・アイデンティティ
３ 子どもの心の中の死―不思議・戸惑い・屈折
４ 生命の教育・教育の生命―大田堯と「生命」の視点
５ シュタイナー教育のアート―内側から動き出すとはどういうことか
６ 観察の道具としての観察者―人が人を理解するとはどういうことか
７ 実存的時間の風景―ライフサイクルの時間論のために
著者等紹介
西平直［ニシヒラタダシ］
１９５７年甲府市生れ。１９７９年信州大学人文学部卒業。１９８２年東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。１９８４年東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。１９８９年同博士課程修了、教育学博士。立教大学文学部助教授を経て、東京大学大学院教育学研究科助教授
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感想・レビュー
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教育ってなんなんだろう。教員として教育にかかわる人だけではなく、親・上司などいろいろな立場で人に何かを教える可能性がある人は読んでおいたほうが良いのではないのかなと思う一冊。分かったように思っていることが崩されてそれをもう一度再構築していくような形。再構築したからといってきれいに再構築されるわけではないのだが。自分が思っている物事の基準をどこまで他人に提供？押し付ける？ことをしていいのだろうか。色々なことを考えさせてくれる一冊。2013/10/09
ねこみ
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うーん2012/05/25
