出版社内容情報
少子高齢化が進行するわが国では、医療・介護・福祉の切れ目のないサービス体制や、これらをトータルに進めるためのまちづくりが求められている。本書は、まちづくりに医療機関がどのように関わり、それが社会的包摂とSDGsを進めていくことにつながるのかを、豊富な事例をもとに解説する。
内容説明
2040年問題への処方箋。
目次
第1部 医療政策とSDGs(政策論としての地域包括ケアシステム―深化の歴史をたどり、将来を展望する;SDGs未来都市と健康医療政策;「健康医療のまちなかづくり」から持続可能な地域共生社会へ ほか)
第2部 医療が支えるまちづくり(全世代・全対象型地域包括ケアの実現をめざして;住み慣れた地域で自分らしく最後まで―急性期医療施設が支えるもの;良質な慢性期医療支援の必要性―「社会的入院」をなくす取り組み ほか)
第3部 行政との協働の取り組み(まちがひとつの総合病院―京都府舞鶴市の取り組み;急性期医療から介護支援までのきめ細かな地域連携―愛知県豊明市の医療・福祉一体提供モデル;SDGsの視点からの地域包括ケアシステム―生駒市での実践を通して ほか)
著者等紹介
田中滋[タナカシゲル]
埼玉県立大学理事長、慶應義塾大学名誉教授、社会保障審議会会長
田城孝雄[タシロタカオ]
放送大学大学院教授、順天堂大学スポーツ健康科学部客員教授
内田要[ウチダカナメ]
一般社団法人不動産協会副理事長専務理事、麗澤大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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