出版社内容情報
社会システム理論,組織理論,社会的交換理論を主要な三つの柱として,経済社会学の理論を構築し,企業組織と市場の分析に適用して,「日本的経営」の変化を著者独自の「構造‐機能‐変動理論」によって解明する.『行為と社会システムの理論』に続く書き下ろし.
内容説明
社会システム理論・組織理論・社会的交換理論を三極に置いてつくられる三角形を理論枠組として、組織と市場を対象とする経済社会学的分析を行ない、これについての日本の現状分析を試みること、これが本書の目的である。
目次
第1章 合理的選択としての意思決定(市場行動と投票行動;経済的行為・政治的行為・社会的行為 ほか)
第2章 社会的行為としての経済的行為(経済学対経済社会学;経済学的行為理論対社会学的行為理論 ほか)
第3章 組織の経済社会学的分析(経済と組織―経済の社会学理論と組織理論とのつながり;近代社会の構造原理としての官僚制 ほか)
第4章 組織理論・社会システム理論・社会的交換理論(組織理論と社会システム理論;組織理論と社会的交換理論 ほか)
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