少年司法政策の社会学―アメリカ少年保護変遷史

少年司法政策の社会学―アメリカ少年保護変遷史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 254,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130501194
  • NDC分類 327.953
  • Cコード C3036

出版社内容情報

アメリカの社会は少年非行にどのように対処してきたか.宗教を罪刑の根拠とした植民地時代から,近代化過程を経て「少年」概念の成立を見,刑務所や少年保護院が創設され,現代にいたったその変還を,犯罪原因論,背後仮説,社会意識などと関連づけながら俯瞰する.

目次

第1章 米国少年刑事政策への注目
第2章 植民地時代の社会統制
第3章 刑事政策の近代化
第4章 少年保護院の創設
第5章 少年処遇の分化と発展
第6章 少年裁判所の成立と発展
第7章 背後仮説と犯罪・非行理論
第8章 実証主義犯罪理論の興隆
第9章 社会学的犯罪理論の精緻化と政策化
第10章 時代精神としてのラベリング論
第11章 少年司法の消滅?
第12章 変遷の鳥瞰

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たろーたん

1
アメリカの少年司法だが、1820年代は、分離裁判や社会復帰を目的とすること、パレンス・パトリエの導入など少年に寄り添った寛容なものであったが、1960年代以降、再び以前と同じく成人と同一裁判や社会復帰でなく応報と威嚇抑止、パレンス・パトリエの放棄と厳しいものとなったそうだ。日本の少年法も少年には厳しくなってるけど、アメリカでもあまり変わらないのだな、と思った。2023/09/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2196787
  • ご注意事項

最近チェックした商品