出版社内容情報
1990年代,ますます加速する日本社会の変動は,その深層でどのような内実をもっているのか.家族,人口,余暇,近隣,生活意識,生活満足度,社会階層,政治的態度,社会的性格,組織,企業,情報化,などにわたって,その潮流を確実にとらえる.
目次
1 家族と個人(「核家族化」の日本的意味;日本の超低出生率;福祉マンパワーとボランティア―ボランタリーな活動に関する実証的考察)
2 社会意識とパーソナリティ(豊かな社会の生活意識―生活満足度を中心として;政治的態度の変容と階層、ジェンダー―1955―85年SSM調査の結果から;社会階層と自立および知的柔軟性―現代日本の階層構造における地位の非一貫性とパーソナリティ)
3 企業と生活者(「生活の質」の差異―生活関連の費用とストック;新しい有閑階級;情報化と企業内コミュニケーション―コンピュータ・メディアとコード共有;日本の組織の小規模化)



