出版社内容情報
予期せぬ自然災害や金融危機、パンデミックなどにより、変動が激しい現代市場において、企業や地域クラスターの適応力をどのように評価すればよいのか。ネットワーク科学に、生態系研究の発想を取り込み、PW法と新陳代謝度という2つの新たな評価法を提案。企業の新たな可能性を探る。
目次
第1章 背景と構成
第2章 動的ネットワークモデルとは何か
第3章 リンク推移を反映したノード指標―新陳代謝度
第4章 クラスター異質性を反映したノード指標―PW
第5章 企業間取引のクラスター進化とブローカーの役割
第6章 イノベーションを駆動する空隙を埋めるのは誰か
付録A
著者等紹介
山野泰子[ヤマノヒロコ]
東京大学教養学部生命・認知科学科卒業、同大学院総合文化研究科広域科学専攻修士課程修了。同大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻より博士号(工学)を取得。2015年より東京大学政策ビジョン研究センター助教、2019年より東京大学未来ビジョン研究センター助教、2023年より同講師(現職)。専門はネットワーク科学、計算社会科学、地域クラスター論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



