独占禁止法の経済学―審判決の事例分析

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  • サイズ A5判/ページ数 326p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130460996
  • NDC分類 335.57
  • Cコード C3033

出版社内容情報

独禁法にかかわる15の重要審判決を多角的に分析、日本の競争政策に及ぼす影響を分かりやすく分析する。

内容説明

談合・カルテル・不当廉売など独禁法に関する重要事件を法的・経済学的に分析、公正なルールと企業利益の調和を探る。

目次

独禁法審判決の法と経済学―意義と課題
入札談合と基本合意―福岡市造園事件
認可運賃制下のカルテル―大阪バス協会事件
企業結合規制における問題解消措置―JAL・JAS統合事件
不当廉売と競争者の費用引上げ―ヤマト運輸対日本郵政公社事件
価格差別の公正競争阻害性―トーカイ・日本瓦斯事件
取引拒絶の違法性―資生堂事件と花王事件
垂直的販売地域の制限―三光丸事件
ゲームソフトにおける再販売価格の拘束―ソニー・コンピュータエンタテインメント事件
取引妨害と抱き合わせ―東芝エレベータ事件
リベート事件―インテル事件
マージン・スクイーズによる私的独占―NTT東日本事件
パテントプールによる私的独占―ぱちんこ機/パチスロ機事件
優越的地位の濫用―三井住友銀行事件とドン・キホーテ事件
独禁法の課題と今後の展望

著者等紹介

岡田羊祐[オカダヨウスケ]
1961年生まれ。1994年東京大学大学院経済学研究科第2種博士課程修了。博士(経済学)。現在、一橋大学大学院経済学研究科教授/公正取引委員会競争政策研究センター主任研究官

林秀弥[ハヤシシュウヤ]
1975年生まれ。2002年京都大学大学院法学研究科博士課程単位認定退学。現在、名古屋大学大学院法学研究科准教授/公正取引委員会競争政策研究センター主任研究官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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