出版社内容情報
初期のIC産業はどのように成長を遂げたのか? 電電公社やシャープ,カシオといった大手需要家との関係を,当時の技術者へのインタビュー調査によって製品開発の面から明らかにし,産業の情報化を牽引したIC産業の発展史を描き出す.
内容説明
本書は、大手需要家との共同開発という切り口から、日本IC産業の発展のダイナミズムを描き直そうとした試みである。
目次
序章 問題の所在と分析視角
第1章 ICの取引
第2章 ICの開発
第3章 ICの量産
第4章 企業間競争
終章 結論と現在への示唆
著者等紹介
金容度[キムヨンド]
1964年生まれ。1988年韓国ソウル大学校経済学科卒業。1990年同大学校大学院経済学科卒業(修士)1990~92年韓国陸軍服務(歩兵)。1993~96年韓国産業研究院(KIET)勤務。1996~2002年東京大学大学院経済学研究科(修士、博士後期課程)。法政大学経営学部助教授。経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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