生産組織の経済史

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  • サイズ A5判/ページ数 363p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130460873
  • NDC分類 509.2
  • Cコード C3033

出版社内容情報

経済発展を支える多くの経済活動は,特定の経済主体が集まってつくられる組織の中で行われてきた.本書は,近代産業の黎明期における生産組織の雇用契約や継続的・長期的な取引関係を分析することで,市場経済の発展を支えてきた組織の態様を明らかにする.

目次

生産組織の経済史
第1部 工場制への移行(問屋制から工場制へ―戦間期日本の織物業;工場制の定着―第一次大戦前期日本の石油精製業)
第2部 企業組織の成立と展開(近代的企業組織の成立と人事管理―第一次大戦前期日本の鉄道業;工頭制度から直轄制度へ―戦前期中国の紡績業;産業報国会の役割―戦時期日本の労働組織)
第3部 分散型生産組織の発展(分散型生産組織の「新展開」―戦間期日本の玩具工業;「部品供給‐調達システム」の発生と淘汰―戦前・戦後期日本の機械工業)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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初めに知財権について書かれていたところが自分なりに興味を持った点である。生産組織を歴史的に述べられているものであり、問屋制から工場制に移行し、近代組織が成立し、人事管理があり、直轄制度や産業方国会が戦後日本で労働組織に重要な役割を与え、分散型の生産組織と物流調達システムへと進化していったことについて書かれている。参考文献にはインセンティブ・交渉ゲームなどの本もある。データの出処などは調べるのに苦労しただろうと思った。2014/06/12

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