出版社内容情報
二重構造,下請,系列,メインバンク,企業集団,産業攻策など,戦後の日本経済像を構成する基礎概念を,具体的かつ徹底的に検討し直し再構成する.「日本的」経済システムが内外から厳しく批判されている現在,本書は日本経済の今後に大きな示唆を与えよう.
内容説明
「日本的」経済システムを再検討する。第一線の研究者による新しい視角。下請、系列、メインバンク、企業集団、産業政策など、戦後の日本経済を構成する基礎概念を、具体的かつ徹底的に検討しなおす論争的日本経済論。
目次
第1部 企業と産業組織(独占と企業利潤;日本の中小企業の「イメージ」、「実態」と「政策」;下請関係;「融資集中機構」の経済分析;メインバンクとその機能;「日本の企業集団」について)
第2部 産業政策の効果(鉄鋼業の設備投資調整の経済的帰結;産業内調整―生産調整、価格調整、設備投資調整;日本の産業政策;大型合併の効果―新日本製鉄と第一勧業銀行)
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