復興期の日本経済

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  • サイズ A5判/ページ数 507p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130401913
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3033

出版社内容情報

第二次世界大戦後の統制解除ならびに市場経済復帰過程を詳細に吟味することにより,日本におけるディレギュレーションの経験を経済史的に検証し,日本経済のあり方に統制経済期の経験がどのような意味をもったのかを追究する.

目次

戦後復興期の日本経済
対アジア経済関係―東アジア貿易の展開を中心に
「傾斜生産」と日本経済の復興
物資需給計画と配給機構
占領期における石炭鉱業
石油産業の戦後再編
戦後復興期のベアリング産業
電気事業再編成の歴史的意味
綿糸紡績業における企業組織の再編―「10大紡」を中心に
戦後復興期の中小商業者
地方銀行の実態と再建整備
戦後主食統制とその制約事情―事前割当制の採用・変質を中心に
農村における人口移動:1945-49年―福島県耶麻郡慶徳村の事例
公設試験研究・能率研究機関の中小企業支援・育成活動―大阪府立工業奨励館と大阪府立産業能率研究所を事例に
引揚企業団体の活動―戦前期海外進出企業の国内経済復帰過程

著者等紹介

原朗[ハラアキラ]
東京国際大学経済学部
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