南インド社会経済史研究―下層民の自立化と農村社会の変容

南インド社会経済史研究―下層民の自立化と農村社会の変容

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  • サイズ B5判/ページ数 405p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784130401173
  • NDC分類 361.76
  • Cコード C3033

出版社内容情報

18世紀末から1970年代に至る,約120年間の南インドの農村社会の変容を,カーストなど社会集団の流動も含めて明らかにする.今日においても現存する多数の貧農層の社会的政治的動向を考える一つの視点を提出して,広くアジア農村地域の研究深化にも寄与しよう.

内容説明

本書は、19世紀中葉から1980年代初頭までの約120年間を主たる対象時期として、南インドの農村社会の社会経済的変動を考察したものである。

目次

18世紀末の南インド農村の諸階層
19世紀後半‐20世紀初頭における南インド農村社会の構造―水田地帯を中心に
農村構造変容の要因と背景
地主=小作関係の展開とその要因
地主=小作関係の特徴
水田地帯の土地所有構造の変化―上位カーストによる独占的土地保有構造の弱化と新興富裕層による
畑作乾燥地帯の構造と変化
農村下層民に対する政府の経済政策の展開
独立以降の水田地帯の変容―ティルチラパッリ県一村落の事例を中心として

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