出版社内容情報
日本農業の行方を大きく左右するものとして,特にその農業貿易交渉が注目をあびているガット・ラウンド.本書は,ガットの本質・実際の機能を分析し,自由貿易原則の空洞化を指摘しつつ世界貿易における農業問題のあり方を示唆する.ガット解説書としても最適.
内容説明
コメはどうなる?そして日本農業のゆくえは。ウルグアイ・ラウンドの問題点とガットの本質。
目次
序章 ガットをどうとらえるか
第1章 ガットの構造と機能
第2章 ガット経済システムの変質
第3章 ガットと農業
第4章 ガット・ラウンドの展開と農業交渉―ケネディ・ラウンドから東京ラウンドへ
第5章 ウルグアイ・ラウンドと農業交渉
第6章 国際農産物市場と日本農業の国境調整
終章 農業の国際化とはなにか