目次
序章
第1章 国際司法裁判所の歴史的位置付けと展開(国際司法裁判所の歴史的位置付け;国際司法裁判所の展開)
第2章 国際司法裁判所の制度目的(機能と制度目的;国際法発展志向;抗争解決志向)
第3章 紛争の認定における抗争の参照(訴訟の対象の確定;紛争の主題の認定における抗争の参照)
第4章 裁判準則の選択における抗争(国際司法裁判所の機能の基盤;妨訴事由の目的と審理の順序;本案の裁判準則に関する認定の一般性の限定)
第5章 暫定措置および判決の形成における抗争(暫定措置の形成における抗争;判決の形成における抗争)
終章
著者等紹介
佐藤義明[サトウヨシアキ]
1972年神奈川県横浜市生まれ。2011年ハーバード大学ウェザーヘッド国際問題研究所研究員(~2013年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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BLACK無糖好き
17
前提として現在の国際社会において「法の支配」は確立していない。その上で国際法の機関でもある国際司法裁判所(ICJ)をいかに利用し、国益の確保や抗争の解決に役立てるかは各国にとって大きな課題かと思われる。本書はICJの判決の法的理由付けの分析や、個々のケースにおける運用や実践の検討を通して、ICJの制度目的が構造的に国際法の発展よりも、直面する抗争解決の支援に適合的であることを明らかにしている。◆ICJの抗争解決も全く持って万能ではないと思うが、少なくともICJの内実への理解を深めることも大事なのであろう。2026/01/18




