内容説明
官僚の権力の源泉は何か。官僚の裁量の程度を左右する要因は何か。また官僚はどのような環境のもとで職務をとりおこなっているのか。ウェーバー以来の理論とモデルを紹介しながら官僚制の実態に迫る。
目次
序章 官僚批判のなかで
第1章 官僚制の権力
第2章 官僚制の合理性
第3章 官僚制の2つのキャリア・システム
第4章 委任と裁量
第5章 官僚の行動様式
第6章 第一線公務員
第7章 司法官僚
著者等紹介
真渕勝[マブチマサル]
1955年神戸市に生まれる。1980年京都大学法学部卒業。1982年京都大学大学院法学研究科修士課程修了。大阪大学法学部助手、同助教授、大阪市立大学法学部助教授、同教授、京都大学大学院法学研究科・法学部教授を経て、現在、京都大学公共政策大学院教授。博士(法学)。主要著書、『大蔵省統制の政治経済学』(中公叢書、1994年(サントリー学芸賞受賞))『行政学』(有斐閣、2009年(日本公共政策学会賞受賞))など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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