出版社内容情報
民法の基本書,内田民法Ⅰの全面改訂第4版.第3版以降の法改正に対応し,最新立法・最新判例・重要学説を盛り込む.とくに,一般法人法制定にともなう法人規定の改定に対応して,法人法の基礎理論を,営利法人も含めて詳細に解説する.Ⅱ,Ⅲ,Ⅳへのクロスレファレンスも徹底.独習者・予習者向けテキストとしてますます充実.
目次
第1部 序説(民法への道案内;民法総論)
第2部 総則(契約の成立;契約の主体 ほか)
第3部 物権(物権法序説;物 ほか)
第4部 総括(物権・債権・私権総括)
著者等紹介
内田貴[ウチダタカシ]
1954年大阪に生れる。1976年東京大学法学部卒業。1992年東京大学教授。2007年10月法務省民事局参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バカボンのパパ
6
判例が豊富。読み応えのある基本書。2016/11/15
NAKY
6
読了。確かに名著。わかりやすいし読みやすい。長いけど。こんなにわかりやすいし教科書は学生時代の20数年前には無かった、と思う。2巻へ!2015/11/11
まいみ
4
内容は高度だけど、ケースメソッドが多用されていて平易に書かれており、読みやすい。が、やや自説が強く、自説を通説であると見せかけてる部分もあると思った。要件の説明が本文にあるときもあれば、本文ではなくコラムにあったりと構成のクセもある。通読とかメインに使うのではなく調べ物に使っています。2015/02/12
tieckP(ティークP)
3
冗長で面白い割には、効率を重んじる法律書読者にも愛されている珍しい民法のシリーズ。法律は一応の正答があるものなので、理解抜きで暗記することもできる。数学でさえ暗記して受験をくぐる人がいることを考えれば、それは効率良い選択かもしれないが、数学が好きな人は公式を導くところが楽しいのだし、法律だってそう定まる理由を考えるほうが面白い。本書はそうした理由を説明をしてくれる本なので、趣味で読むと癒される。民法改正への対応が望まれるが、『リーガルベイシス』から本書に進めば、楽しい本だけでそれなりに民法が分かるはず。2020/07/09
じん
2
読みやすいのに奥深い。2019/06/23