出版社内容情報
2004年4月から施行される人事訴訟法,および親族法にかかわる民事執行法の改正にいちはやく対応した内田民法シリーズIVの補訂版.新法のねらいと,新しくなった家事紛争をめぐる裁判制度をわかりやすく解説.家族法の新たなパースペクティブを示す最先端のテキスト.
内容説明
本書は、民法のなかの「家族法」と呼ばれる領域、すなわち親族法および相続法を対象に、独習者・予習者を想定して書かれた「教科書」である。すなわち、家族法を初めて学ぶ人たちが、冒頭から順に読み進むことによって理解を深めることができるよう配慮して書かれている。
目次
第1部 家族法総論
第2部 親族法(婚姻(夫婦)
離婚
内縁
親子
養子
親族関係
後見・保佐・補助
扶養
氏と戸籍
家事紛争をめぐる裁判制度)
第3部 相続法(相続法総論;相続の法定原則;共同相続;相続財産の清算;被相続人の意思による法定原則の修正)
著者等紹介
内田貴[ウチダタカシ]
1954年大阪に生れる。1976年東京大学法学部卒業。現在、東京大学法学部教授
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- 評価
黒井ヴィンセント本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sane_maki
2
読みやすい。良書。2013/01/30
りらくま
1
比較的分かりやすかったように思う。一方で巻が進むにつれ、だんだん内田ワールドが濃くなってきた感じもした。なので『教養を深めたい』、『学部生の日頃の勉強(法律を楽しみつつ読んでみる)』等の動機で読むのであれば全く問題なく、むしろ楽しめる(時々内田先生の一言ツッコミのような箇所もあり面白い)と思うが、司法試験向きではない。2014/07/08
キララ
1
読みやすさでは本当にNo.1。初学者にも向いているし、実務にも。2014/04/01
あああ
1
変な話だけど、このシリーズのなかで一番分かりやすい気がした。 ただ、遺留分の説明が自分のなかで「?」なので、もう一度勉強しないと・・・2014/03/20
check mate
0
確かにreadableではある。2016/07/29