出版社内容情報
会社法の法人としての性格は認めながら、ある特定の法律関係についてのみ、第三者との関係で会社と株主等社員を同一人物とみなす――昭和44年の最高裁判決以降、数多くの適用事例をみる「会社法人格否認の法理」を、アメリカ法とドイツ法の沿革に遡って究明した古典的名著。新たに装幀を刷新し、待望の復刊。
内容説明
名著復刊。基礎理論の最高峰。会社の法人としての存在は認めながら、ある特定の法律関係についてのみ、第三者との関係で会社と株主等社員を同一人格とみなす―昭和44年の最高裁判決以降、数多くの適用事例をみる「会社法人格否認の法理」を、アメリカ法とドイツ法の沿革に遡って究明する。
目次
法人格否認の法理の形成とその法構造(法人格否認の法理の展開とその法構造;法人格否認の法理の再構成)
法人格否認の法理と判決の効力の拡張(緒論;第三者異議の訴と法人格否認の法理;法人格否認の法理による既判力・執行力の拡張;結語)
著者等紹介
江頭憲治郎[エガシラケンジロウ]
1946年兵庫県生まれ。現在、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 憲法学のアポリア