出版社内容情報
「法と経済学」からのアプローチをもとに、効率性を基準とした斬新な理論を展開する田中会社法の真骨頂に迫る。個々の法解釈の背後に潜む分析手法を浮き彫りにした一級の研究書にして、いまや定番となった著者の基本書をより深く読み解くための有用な参考書。
内容説明
法解釈手法の新たな座標軸。「法と経済学」を駆使し、効率性を基準に斬新な理論を提示する田中会社法の核心に迫る。著者による信頼と実績のNo.1テキスト『会社法』をより深く読み解くために。
目次
序論 企業法学の方法(利益衡(考)量論について
利益衡(考)量を行う方法について
価値判断の方法について
今後の研究課題
本書の構成)
第1部 方法論(商法学における法解釈の方法;経済分析は法学の発展にどのように寄与するか;会社法学における実証研究の意義;わかりやすい教科書と法の評価基準を求めて―『会社法』執筆に込めた思い;なぜ法律家は数理的分析を学ぶべきなのか―“書評”『数理法務のすすめ』(草野耕一著))
第2部 その実践(会社法;諸法)
著者等紹介
田中亘[タナカワタル]
1996年東京大学法学部卒業。2015年東京大学社会科学研究所教授(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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