結果志向の法思考―利益衡量と法律家的論証

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結果志向の法思考―利益衡量と法律家的論証

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  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130311854
  • NDC分類 327
  • Cコード C3032

出版社内容情報

法的なるものはいかに形成されるのか。規範ではなく、裁判の結果が社会的妥当性を志向し、政治化する現代の法思考を問う最前線。

結果の社会的妥当性を志向し,政治化する現代の法思考.「法律家的論証」のシステム論社会学による分析(ルーマン),EU各国の憲法裁判など,「裁判の結果」が法的なるものをいかに形づくるかにせまる.邦訳には日本における法律家的論証と結果志向を論じる一章(小川浩三)を付す.

はじめに(村上淳一)
第I部 序論
第1章 結果志向(グンター・トイブナー)
第II部 〈結果志向の論証〉理論について
第2章 法律家的論証:その形式を分析する(ニクラス・ルーマン)
第3章 法における論証と解釈:〈規則の結果主義〉と合理的再構成(ニール・マコーミック)
第4章 裁判の帰結(ダンカン・ケネディ)
第5章 法における論証について:法的根拠としての〈裁判の結果〉(ルードルフ・ヴィートヘルター)
第III部 〈結果志向の論証〉の憲法裁判実務
第6章 ヘルメノイティクと結果志向:イタリア憲法裁判所の論証実務について(ルイージ・メンゴーニ)
第7章 法的根拠としての〈裁判の結果〉:ドイツ連邦憲法裁判所の論証実務について(ディーター・グリム)
分 析 論証の論証:日本における法学的論証と結果志向(小川浩三)

【著者紹介】
グンター・トイブナー:フランクフルト大学

目次

第1部 序論(結果志向)
第2部 “結果志向の論証”理論について(法律家的論証―その形式を分析する;法における論証と解釈―“規則結果主義”と合理的再構成;裁判の帰結;法における論証について―法的根拠としての“裁判の結果”)
第3部 “結果志向の論証”の憲法裁判実務(ヘルメノイティクと結果志向―イタリア憲法裁判所の論証実務について;法的根拠としての“裁判の結果”―ドイツ連邦憲法裁判所の論証実務について)
分析 論証の論証―日本における法学的論証と結果志向

著者等紹介

村上淳一[ムラカミジュンイチ]
1933年生まれ。東京大学名誉教授、桐蔭横浜大学終身教授

小川浩三[オガワコウゾウ]
1953年生まれ。桐蔭横浜大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえ

4
「第16回ドイツ社会学会(68年)はまだ、「後期資本主義か産業社会か?」という大きな選択肢を掲げていた。この選択肢は弱冠後まで、「社会の理論か社会技術か―システム研究は何をもたらすか?」(71年、ハーバーマスを人的頂点とする左派指導層対 ルーマンを人的頂点とする右派論壇人)という形で名残をとどめたが、それにとどまるものであった。その20年後、社会科学的な知の使用についての分析は、いまや「社会技術でも啓蒙でもない?」と問うて…発展可能性を特徴づけるのは…根本的な持続変化の場であり時間であることが実証される」2017/05/12

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