出版社内容情報
2004年に予定される法科大学院(ロースクール)の開設をはじめ,司法・法曹制度改革の動きは日々進んでいる.そうした日本の司法・法曹制度の現在の姿を,グローバリゼーションの影響下で変容・改革に直面する諸外国の状況と比較・検討しながら明らかにしていく.
内容説明
本書は、提示されている「改革」に別の「意図」をただちに対置することを課題とするのではなく、改革の「意図」や「認識」を国際比較の場に持ち出し、かつ、歴史的な射程のなかで吟味し、それらの「位置」を探索することを目指している。
目次
総論―狙い・対象と論点・方法・名辞・類型論的整理
ドイツの法曹制度
フランスの法曹制度
イギリス(イングランド)の法曹制度
アメリカの法曹制度
韓国の法曹制度
台湾の法曹制度
ポーランドの法曹制度
ロシアの法曹制度
補論 中国の法曹制度〔ほか〕
著者等紹介
広渡清吾[ヒロワタリセイゴ]
東京大学社会科学研究所教授
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