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出版社内容情報
従来の判例理論や多くの学説が実体法上の権利としてきた詐害行為取消権を,実体法上の権利と訴訟法上の権利とが合体した「訴権=actio」として捉えなおす意欲的論考.川島武宜博士の試論を基礎とし,仏・独・米との比較法的考察も通して,民法424・425条の意義を明らかにしていく.
内容説明
本書は、詐害行為取消権の効果論に関する諸問題を扱っている。
目次
第1章 序説
第2章 フランス法における詐害行為取消権
第3章 ドイツ法における詐害行為取消権
第4章 アメリカ法における詐害行為取消法
第5章 日本法(民法四二四条及び四二五条)に関する考察
第6章 詐害行為取消訴訟の構造に関する一試論
著者等紹介
佐藤岩昭[サトウイワアキ]
1955年新潟市に生まれる。1979年東京大学法学部卒業。1985年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。新潟大学法学部助教授、上智大学法学部助教授を経て、現在、上智大学法学部教授
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