出版社内容情報
「国家生活」の概念を用い、我々の国家という視点から、国家をつくりだしている諸条件を構造として把握し、日本人の思想と行動の態様を分析。<初版1986年>
内容説明
本書は、日本人の「国家生活」に関連する問題を扱った著者の論文を抜き出し、対象の時代順に排列している。
目次
第1章 合戦と追捕―前近代法と自力救済
第2章 中世の法と国制に関する覚書―喧嘩両成敗法を手がかりとして
第3章 中世と近世のあいだ
第4章 近世の武家と武士
第5章 近世の法と国制
第6章 「封建」制と幕藩体制
第7章 近代国家の形成
著者等紹介
石井紫郎[イシイシロウ]
1935年東京に生れる。1959年東京大学法学部卒業。現在、国際日本文化研究センター教授、東京大学名誉教授
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