出版社内容情報
「黒船来航」から始まる西洋経験は,西洋の知的遺産のみならず,日本人にとって自己の歴史と現実とを対象化する重大な契機となった.中江兆民を中心に,福沢諭吉,陸羯南などの思想的営為に含まれる意味を考察し,近代日本思想の原点に迫る.
目次
1 兆民の経験(「開化」と「革命」;ルソーと開かれたテクスト;中江兆民と「立法」;「諷刺家」兆民)
2 開国経験の諸相(「『シヴィル』器械」から「土木」まで;『御誓文』と『会議弁』の間;馬場辰猪における「社会」の原像;自由主義如何;梁啓超の西洋思想家論;「西洋経験」の文脈と主体)




