新版 大正デモクラシー論―吉野作造の時代 (新版)

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新版 大正デモクラシー論―吉野作造の時代 (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 337,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130300964
  • NDC分類 309.021
  • Cコード C3031

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出版社内容情報

非権力の世界が権力に対して自己を主張しはじめた時代――大正デモクラシーは現代日本のリベラル・デモクラシーの源流である.本書は,この時代を先導した吉野作造をはじめとする知識人に様々な角度から光をあて,大正デモクラシーの全体像を浮き彫りにする.

目次

大正デモクラシーの意味
大学の独立と文芸の独立
大正デモクラシーとアメリカ
「大正デモクラシー」初期の権力と知識人
思想家としての吉野作造
大正後半期の政治と吉野作造の「政論」
吉野作造の平和論〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんがく

9
大正デモクラシーに関する10篇を収録。そもそも大正デモクラシーとは(一)、から始まり、夏目漱石と東大七博士から見る学問の独立(二)、美濃部・新渡戸・吉野とアメリカの関わり(三)、当時の知識人の政党政治への視座(四)、そして本書の中心となる吉野作造の思想(五、六、七)に加え、大山郁夫(八)、長谷川如是閑(九)、社会主義者(十)にも言及。史料が豊富かつ、人物に焦点を当て歴史的背景と共に思想を解き明かしており、満足度が高い一冊。2018/08/22

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