出版社内容情報
「民族」の形成、半植民地化の危機、内乱の意義と民衆の組織化等を軸に書下ろされた明治維新史。井上・遠山論争の起点をなした維新史研究の古典。<初版1951年>
内容説明
本書は、封建社会における近代的諸関係の成長から、1871年廃藩置県・国家統一までを解説する。
目次
序説 日本民族形成と明治維新の意義
第1章 資本制生産様式の萌芽
第2章 変革的諸要素の成長と天保改革
第3章 尊王攘夷
第4章 半植民地化の危機との闘争
第5章 倒幕
第6章 統一国家の成立
著者等紹介
井上清[イノウエキヨシ]
1913年高知県に生れ、高知高校をへて、1936年東京大学文学部国史学科卒業、羽仁五郎氏に学び、歴史学研究会会員、日本学術会議会員。1960年京都大学教授、京都大学人文科学研究所員
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