江戸町人地の空間史―都市の維持と存続

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江戸町人地の空間史―都市の維持と存続

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  • サイズ A5判/ページ数 403p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130262477
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C3021

出版社内容情報

近世最大の城下町江戸が,どのようにかたちづくられ維持されてきたのか.商業・手工業・流通・労働などの諸活動を担った町人地,町方社会とその空間を舞台に,それを人的かつ動的にささえる都市の基盤であった道・堀川を素材に,維持と存続のあり方から都市空間を描き出す.



第I部 空間史研究への視座と城下町江戸

 第1章 江戸町人地研究と本書の視角

 第2章 江戸の都市史研究と建築史学

第II部 江戸町人地と道

 第3章 道支配と管理体制――町人地における歴史的展開

 第4章 道と「持場」――維持管理の空間構造

第III部 江戸町人地と堀川

 第5章 堀川の空間動態と存続――「古町之川岸」の実像

 第6章 江戸河岸の片影――神田堀と材木仲買

第IV部 都市空間をささえる人びと

 第7章 境界領域の規制と空間認識――沽券地・庇地・公儀地

 第8章 町空間の再生産と民衆世界――鳶人足と火災復興

終 章 江戸町人地の空間構造,その史的段階



A Spatial History of Edo's Commoner District: the Maintenance and Continuity of the City

Genki TAKAHASHI

?橋 元貴[タカハシ ゲンキ]
著・文・その他

目次

第1部 空間史研究への視座と城下町江戸(江戸町人地研究と本書の視角;江戸の都市史研究と建築史学)
第2部 江戸町人地と道(道支配と管理体制―町人地における歴史的展開;道と「持場」―維持管理の空間構造)
第3部 江戸町人地と堀川(堀川の空間動態と存続―「古町之川岸」の実像;江戸河岸の片影―神田堀と材木仲買)
第4部 都市空間をささえる人びと(境界領域の規制と空間認識―沽券地・庇地・公儀地;町空間の再生産と民衆世界―鳶人足と火災復興)
江戸町人地の空間構造、その史的段階

著者等紹介

〓橋元貴[タカハシゲンキ]
1986年埼玉県生まれ。2008年東京大学工学部卒業。2010年東京大学大学院新領域創成科学研究科修了。2014年東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得退学。東京大学大学院工学系研究科学術支援職員、同特任研究員をへて、東京大学大学院工学系研究科特任助教、博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アメヲトコ

6
江戸の開発・変容過程ではなく、道や堀などのインフラの維持・持続に着目し、その実態に迫った論集。絵図などでは幅いっぱいに水を湛えているように描かれる堀割が、実際には土砂の堆積で通船機能を喪失しており、むしろ物を置くための明地としての役割を果たしていたという指摘は面白く、理念的な空間像と実態との差異を丁寧に見ていくことの必要性を感じさせられます。2019/03/06

Ryuji Saito

0
2018年90冊目2018/10/16

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