中ソ関係史〈下〉1960-1991

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中ソ関係史〈下〉1960-1991

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  • サイズ B5判/ページ数 416p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130261807
  • NDC分類 319.220
  • Cコード C3022

内容説明

2つの共産主義国家、その歴史を描く。イデオロギー対立、ベトナム戦争、珍宝島の衝突、ニクソンショック、改革開放、ソ連のアフガニスタン侵攻、ベトナムのカンボジア侵攻、ゴルバチョフの登場、ソ連の崩壊…20世紀の歴史において、最も重要な二国間関係のすべてを、中国を代表する研究者らが詳述する。

目次

3 分裂から対抗へ(一九六〇‐一九七八)(李/丹慧)(中ソ対立の公開と一時的な緩和;両党関係の決裂と両国関係の悪化;中ソ同盟関係の完全崩壊;国際共産運動の分裂と中ソ対立の動き)
4 「正常化」に向かって(一九七九‐一九九一)(牛/軍)(「正常化」問題の発端;「正常化」のプロセスを開く;「正常化」への転換)

著者等紹介

沈志華[シンシカ]
華東師範大学歴史学部教授、冷戦国際史研究センター主任、周辺国家研究院院長。1950年北京生まれ。68年に解放軍入隊(71年まで)。北京石景山発電所、北京電力管理局勤務を経て、79年に中国社会科学院世界史系大学院入学。82年、深〓(シンセン)でビジネスに従事したのち、92年、民間学術団体の中国史学会東方歴史研究センター(後に北京東方歴史学会に改名)を設立、続いて「東方歴史研究出版基金」を創設。中国人民大学、北京大学、香港中文大学、米国ウィルソンセンターなどで客員教授、研究員を歴任。専門は冷戦史、ソ連史、中朝関係史、朝鮮戦争など。著書に『最後の「天朝」―毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮』(岩波書店、2016年、第29回アジア・太平洋賞大賞受賞、第33回大平正芳記念賞特別賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

15
このタイトルで編者:沈志華、訳者:熊倉潤とくると、それだけでもう涎が出そうになる(笑)。中ソの関係を改めて振り返ると、社会主義陣営内部での党間関係と国家関係の融合、国益と陣営の利益と国際共産主義運動の共通の利益の矛盾などから、両国関係には国益の衝突要因が孕んでいたことが当時の時代背景からも見えてくる。細かい点で注目したのは60年代の新疆でのソ連僑民のソ連への帰国を煽った伊塔事件の顛末。この当時の両国の国境近辺をめぐる思惑は極めて興味深いものがある。2025/06/03

Ohe Hiroyuki

3
後半は、中ソ両国が、共産運動路線について大っぴらに対立し、珍宝島での武力衝突をはじめ紛争状態になる等関係が一旦崩壊するところからはじまる。▼中ソ関係の改善にあたって、路線闘争は棚上げし、国家としての安全保障関係等実利を模索していくという変化が起きたことは印象的である。▼上下巻を通して読むと、中ソは、同じく共産運動であったものが、後半は共産とは名が付くものの、国家として別個の動きをしていったことがよく分かる。ここにアメリカが登場するわけだが、本書は複雑な国際情勢の理解を助ける一助となる。大変有益な本である。2025/06/09

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