日本占領下のレイテ島―抵抗と協力をめぐる戦時下フィリピン周縁社会

個数:

日本占領下のレイテ島―抵抗と協力をめぐる戦時下フィリピン周縁社会

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月23日 21時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 344p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130261685
  • NDC分類 224.8
  • Cコード C3022

出版社内容情報

戦後日本の戦記文学の代表作である『レイテ戦記』で有名な,アジア・太平洋戦争の激戦地の一つレイテ島.本書は,民衆が主体の対日協力問題に焦点を当て,エリートの対日協力と比較しながら,フィリピン史の中でどのように位置づけられてきたかを明らかにする.

目次

第1章 戦前期のレイテ島社会(レイテ地方史記述の特色;レイテ島の戦略上の地誌 ほか)
第2章 日本占領の始まりとゲリラ組織化をめぐる暴力(レイテ島への日本侵攻軍の動き;駐留日本軍の下での対日協力 ほか)
第3章 町村部における日本占領と住民間暴力の激化(レイテ島東部における対日協力活動の活発化;アブヨグ町の対日協力における住民の参画 ほか)
第4章 経済をめぐる住民の動き(食糧調達と統制経済へ向けての動員と統制;日本軍による食糧調達における経済活動 ほか)
第5章 戦争終結後のレイテ島の社会変化(米軍上陸後のレイテ島の混乱;特別国民裁判所の設立 ほか)
終章(体制維持と「山賊」排除の歴史;住民間暴力の恣意的忘却 ほか)

著者等紹介

荒哲[アラサトシ]
1963年福島県生まれ。東海大学大学院政治学研究科修士課程修了(政治学修士)、文部省アジア諸国等派遣留学制度にて国立フィリピン大学留学。1997年フィリピン大学大学院フィリピン研究学専攻博士課程修了Ph.D.フィリピン近現代史専攻。フィリピン・デラサール大学教養部歴史学科准教授経て、福島大学基盤教育非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。