脱植民地化とナショナリズム―英領北ボルネオにおける民族形成

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脱植民地化とナショナリズム―英領北ボルネオにおける民族形成

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  • サイズ A5判/ページ数 369p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130261272
  • NDC分類 316.824
  • Cコード C3022

出版社内容情報

多様な文化が往来し、さまざまな民族が暮らす北ボルネオ地域(サバ)は、イギリスからの独立時にも、強固な一つの「民族」を立ち上げることがなかった。複数の民族が共存しながら模索する「戦わないナショナリズム」とは何か。詳細な資料の検討をとおして明らかにする。

目次

1 受け継がれるナショナリズム(学説史の整理;歴史的・社会的背景)
2 均質なネイションを求めた人々(ステファンとその「原住民」概念;K.バリとその「民族」概念 ほか)
3 文明の光を継ごうとした人々(イギリス帝国の中のカダザン人;マレー・イスラム世界の中のムスリム/マレー人 ほか)
4 脱植民地化における民族形成(マレーシア連邦構想;政党結成と民族認識)

著者等紹介

山本博之[ヤマモトヒロユキ]
1966年千葉県四街道市生まれ。1984年県立千葉高等学校に在学中、AFS交換留学生としてマレーシアのクルアン高等学校に留学。1993年東京大学教養学部教養学科卒業。2001年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程満期退学。2003年博士(学術)学位取得。サバ開発問題研究所客員研究員、マレーシア・サバ大学講師、東京大学大学院総合文化研究科助手、在インドネシア・メダン総領事館委嘱調査員、国立民族学博物館助教授を経て、京都大学地域研究統合情報センター助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。