唐宋社会経済史研究

唐宋社会経済史研究

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  • サイズ A5判/ページ数 929,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130260022
  • NDC分類 332.22
  • Cコード C3022

出版社内容情報

吐魯番出土の文書を駆使して,唐代の均田制下の佃人制や戸税を明らかにし,ついで,宋代の郷村制をめぐる諸問題を考察する.実証的研究に支えられた本書の成果によって,中国社会経済史研究は大きく前進した.

内容説明

本書は大体二部から成っていて、一は唐宋時代の土地制度に関するものであり、他は宋代の郷村制に関するものである。それに本書では附録二篇を載せた。この中、土地制度に関する研究は、著者が昭和二十九年刊行した「中国土地制度史研究」以後の諸論文を編集したものであり、郷村制に関するものは、同三十七年刊行した「宋代経済史研究」以後、引続いて研究した郷村の役法をまとめると共に、郷村制についての他の諸研究をも併せて載せたものである。附録は著者の昭和八年度の卒業論文の一部をなす「宋元時代の佃戸に就いて」の外、一篇を加えたものである。

目次

吐魯番出土の佃人文書研究―唐代前期の佃人制
佃人文書研究補考―特に郷名の略号記載について
宋代の典佃制
南宋の田骨・屋骨・園骨―特に改典就売との関係について
宋代の土地制度論―井田論・隅田論を中心として
宋代四川の佃戸制―最近の研究を読んで
宋代の詭名寄産と元代漢人の投献―佃戸制とも関連させて
北宋末の公田法と華北の諸反乱
唐代中期における戸税の研究―吐魯番出土文書を中心として〔ほか〕

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