日本史講座〈3〉中世の形成

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130251037
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C1321

出版社内容情報

古代から中世へと移行する社会を、東アジア世界の変貌のなかに位置づけ、「変化」「連続性」の双方を意識しつつ、中世的秩序がいかに形作られ、その特質とは何かを追究する。

内容説明

律令制から封建制へ、浮上する武人。古代から中世へと移行する社会を東アジア世界の変貌のなかに位置づけ、国家体制・宗教・文化・生活の変化と連続性の双方を意識しつつ、中世的秩序の特質とは何か追究する。

目次

1 10世紀の転換と王朝国家
2 貴族政権と地方支配
3 院政の成立と王権
4 荘園制と都鄙交通
5 東アジアの武人政権
6 中世前期の政治秩序
7 院政期文化の特質
8 中世国家と寺社
9 イエの成立と親族
10 穢れ観と中世社会

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まっし

4
中世社会のことを知りたくて読んでみました.ただ,自分自身の無知さを痛感させられました.それは分からないことがあまりにも多くあったからです.ただ,徳政のあり方や主従制の原理,あるいは穢れに対する考え方など,おもしろいと感じる部分も多々ありました.保元・平治の乱以降の京都では,人々が穢れに触れざるを得ない状況にあったといいます.この点は,私にとって非常に新鮮な視点でした.中世の日本社会をミクロな視点でとらえるには良い一冊だと思います.2014/02/20

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