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史料で読むアメリカ文化史〈4〉アメリカの世紀―一九二〇年代‐一九五〇年代

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  • サイズ A5判/ページ数 351,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130250443
  • NDC分類 253
  • Cコード C3322

出版社内容情報

第一次大戦後,新しい技術開発を基盤に世界一の経済大国となったアメリカは,多様な民族・人種を抱え,経済的繁栄,不況,第二次大戦を経て,軍事力,経済力,特有の文明を背景に「アメリカの世紀」へと進んでいく.1950年代までの独自の文化形成過程を描く.

目次

1 アメリカニゼーションとアウトサイダー(ランドルフ・ボーンのコスモポリタニズム―ランドルフ・ボーン「トランス・ナショナル・アメリカ」;無政府主義フェミニスト―エマ・ゴールドマン『私の人生を生きる』;新移民お断り―一九二四年移民法;家庭から始まる移民のアメリカ化―パール・アイデリア・エリス『家庭科教育を通してのアメリカ化』;メジャー・リーグにも黒人選手―ロジャー・カーン「メジャー・リーグのジャッキー・ロビンソン」)
2 大量生産システムの光と影(大量生産とアメリカ文化―ヘンリー・フォード『我が人生と仕事』、ジーン・リチャード「組立てラインで働く」;大恐慌下の人々―大統領夫人への手紙「ローズヴェルト夫人、私は施しが欲しいのではありません」一九三四年一一月二六日;コンピュータ第一号の登場―T・B・ケネディ「エニアック」;環境破壊の警告―レイチェル・カーソン『沈黙の春』)
3 アメリカ的生き方とは何か(個人主義―ハーバート・フーブァー「頑強な個人主義」;日常生活を変えた自動車と映画―ロバート・リンド夫妻『ミドルタウン』;大規模住宅開発―レヴィットタウンの住宅革命;放送が生んだ大衆文化―CBS創設者ウイリアム・S・ペイリー回想録)
4 大衆社会と知識人(民主主義と哲学―ジョン・デューイ『哲学と民主主義』;アメリカが踊る―イサドラ・ダンカン『わが生涯』 ほか)
5 パクス・アメリカーナへの道(ボーイスカウトと愛国主義;二〇世紀を「アメリカの世紀」に―ヘンリー・R・ルース「アメリカの世紀」;ただ一票の戦争反対―パールハーバーに関する疑問 下院議会におけるジャネット・ランキン議員の発言;原爆の開発と投下;反共の嵐―マッカーシー旋風とローゼンバーグ裁判)

著者等紹介

亀井俊介[カメイシュンスケ]
岐阜女子大学/東京大学名誉教授

鈴木健次[スズキケンジ]
元大正大学

有賀夏紀[アルガナツキ]
1944年生まれ。埼玉大学教養学部・大学院文化科学研究科教授

能登路雅子[ノトジマサコ]
現在、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。