日本都市史入門 〈2〉 町

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日本都市史入門 〈2〉 町

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  • サイズ B5判/ページ数 228p/高さ 26X19cm
  • 商品コード 9784130241519
  • NDC分類 210
  • Cコード C3321

出版社内容情報

〈町〉は,都市住民の地縁的共同体であると同時に権力による支配の対象として,中世から近代初頭までの都市の最も基礎的な単位であった.第II巻〈町〉編では,〈町〉の生成・展開・解体の歴史を検討するとともに,職能的共同体等と町の関係についても論ずる.

目次

町の中世的展開と支配
戦国・織豊期の城下町―城下町における「町」の成立
都市建設と町の開発
町組と町
打ちこわしと民衆世界
幕末・維新期の町と仲間
宿と町

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bapaksejahtera

5
古代我が国の都市がその条坊制を建前に中世的な商業機能を有するに至る実態、戦国織豊期の城下町楽市、大阪落城後震災復興で発展した請負式町家、近世に京都の町組織の変遷と明治期小学校区としての再編等この種の書籍としては思いの外興味深く読み進めた。殊に江戸に於ける打ち壊し騒擾の記述は生き生きとしており、公的史料の充実のならず、既に江戸後期において盛んに出版された随筆類などがこうした分析を可能とした。江戸周辺の宿場町の町諸組織の発達の記載からもこれらが三都同様近世都市の発達と同根の社会的変容を示した事を知るのである。2020/10/13

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