出版社内容情報
18世紀,頻発する利害関係をめぐる紛争で,人びとはみずからの成り立ちとその正当性を主張し,権力はそれらを前にし地域政策を模索した.本書は「世論」をキーワードとし時代状況を分析,民衆と権力との関係に新たなイメージを与える近世社会像を提示する.
目次
第1部 国訴と地域・国家(大坂肥料市場と商人集団;国訴と大坂肥料市場;国訴の論理と運動構造―消費者問題と農民連合の形成;地域主義と国家―国訴と幕府の対応)
第2部 地域社会と権力(訴願と利益集団―地域社会の結合と分裂;紛争処理と民意―地域社会と幕府官僚;第7章 献策と世論―「民衆知」と権力)



